見えにくい場所の塗装
外から見えにくい場所は、塗装が不十分になりがちの場所でもあります。
水切り(唐草トタン)
「水切り」または「唐草トタン」は、屋根先端にあり、雨どいで隠れてしまう部分です。
場所的に塗りにくく足場があってはじめて手の届く場所です。コロニアル屋根はこの水切りは割合と厚みがあって丈夫ですが、トタン屋根の場合はとても腐りやすい場所でもあります。
水切りと雨樋の隙間の破風板
同じような場所ですが、こちらは水切りと雨樋の隙間から見えている破風板。
雨樋が邪魔をして破風板が奥まで塗りにくい。奥まで行き渡らせるには、平たい刷毛(平刷毛)で塗ったり、雨樋の上に隙間があればそこから塗ることもあります。
テラスやベランダ下の屋根
テラス屋根や波板の屋根の上、ベランダの下に屋根がある場合は這うような体制で作業する必要があるため、とても塗りにく場所できれいに仕上げるのも困難しいうえ時間も掛かります。
特にベランダの下にある屋根の場合は、ベランダの床を外すして作業をすることもあり、ほこりや枯葉、ゴミなどが固まって溜まっていたりするので、十分な掃除や洗浄をする必要があるので、塗装作業までに時間を要する場所です。